2012-03-02から1日間の記事一覧

オリジナルオペレッタ「昭和ローマンス『扉の歌』その3  第二幕後半

真美子、微笑み、挨拶すると、広間を去っていく。野口男爵、その後ろ姿を見送る。 野口男爵:氷の心を持つ男、泣かせた女を数えれば、帝都東京銀座界隈のガラス窓の数より多いと、浮名を流したこのオレが、なんであんな田舎娘に… 通いなれたる銀座の町の夜を…